この度は、お問い合わせ頂きありがとうございました。・・・が、またしてもお力添えできなくて申し訳ありませんでした。こちらの法人様は、産業廃棄物収集運搬許可申請の更新でお問い合わせを頂いたのですが、今まではご自身の会社で新規申請から更新まで行っていたとの事でした。お話をお聞きした中で、今回私の方で何もできなかったのかというと、更新の期限が切れていたという事です。こうなってしまうともう一度、新規申請で許可を取らなくてはいけなくなってしまいます。具体例として運転免許証を思い浮かべて頂けると分かり易いと思います。

期限が切れてしまうと、最初から取得しなければなりません。産業廃棄物収集運搬許可や建設業許可は、運転免許証と違うところは、その許可がある事によって仕事を受注し会社の売り上げにつながる大事な許認可です。また、外国人の在留資格【ビザ】も、日本にいる外国人一人ひとり対して、非常に重要なものです。

申請するにあたって私などの専門家に依頼するか、会社の従業員や社長自ら申請するかは、その会社ごとに様々で良いと思います。後者の場合、うっかり忘れてしまった・・・では、許可がなくなるだけでなく会社の信用にも関わってくるのではないでしょうか。

私たちのような専門の方に依頼すると何十万というお金がかかってしまいます。そんな高いお金がかかるなら自分の社内でやってしまおう。経営者の考え方は後者だと思います。ですが、許可が無くなってしまえば意味がありません。

今回の事で私が言いたいのは、何十万というかかった費用をどれだけの期間で回収し、どれだけの売り上げを見込めるか？という事を考えて頂きたいという事です。生意気な意見かもしれませんが、費用対効果という事です。

私たち専門家に依頼すると費用はかかってしまいますが、私たちが行う仕事は書類作成という形の【価値提供】の仕事だと思っております。代行業務と言われれば、そうかもしれません。ですが、私は、代行業務というより、価値を提供できるような仕事を心がけていきたいと思います。

建設業許可や産業廃棄物収集運搬許可などの許認可をお持ちの経営者の方々、この機会に更新期限の確認をしてみては良いかと思います。