生前の対策|水戸市で相続相談は菊池行政書士事務所

コロナウイルスがまだ、収拾のついていない状況が続いております。毎日、感染者数の増加に歯止めがかからない現状で、死亡する方もいらっしゃいます。とくに、志村けんさんや岡江久美子さんという、長年お茶の間で愛されていた芸能人が、コロナ感染が原因で亡くなってことで、決して他人事ではないという危機感が誰の心にも芽生え、潜在的な恐怖感がひしひしと迫ってきているように感じる。

この様に、「いつ、どこで、どのように」感染して死に至ってしまうかわからない状況で、皆さんは残された家族に対してどの様なことをしてあげられるでしょうか。

人が亡くなった場合、相続が発生します。そして相続人もおのずと決定します。たとえば、4人家族で、夫・妻・長男・長女という家族構成の場合で、夫が亡くなってしまった場合は、残された妻と二人の子が夫の相続人となるのは、皆様もご存じのはずです。

では、今回亡くなった「志村けんさん」の場合は、どうでしょう。テレビでよく目にしていた志村けんさんには、いろいろと噂はありましたが、独身だったはずです。その場合、相続人は?相続財産はどうなるの?といった問題がでてきます。

これは、有名人に限らず、皆様にも当てはまることです。先ほどの4人家族を例にして解説します。相続人が妻と二人の子供となりますが、具体的にどのように分配したらいいか。仲のいい家族であれば三人の話し合いで決定することが出来ますが、中にはそうでない家族もあります。

そのような場合に役に立つのが、夫の「遺言書」となります。遺言書なんて必要ないといえばそれまでですが、もしもの時のための「保険」となるのは、間違いありません。これは、夫だけでなく妻も作成することが出来ます。

今後は、日本人同士の夫婦や国際結婚をした夫婦が増えていきその家族関係が複雑になっていくのではないでしょうか。

もしもの時に備えて、遺言書を作ろうかと悩んでいる方がいましたら、ぜひ当事務所にご相談ください。